大学受験情報【2026年版】MARCHで英検は使える?外部検定利用入試の仕組みと出願戦略を解説 公開日:2026.05.23 / 更新日:2026.05.23 目次 この記事の結論 導入 MARCHの英検利用とは MARCH英検利用の大学別比較 英検級・CSEスコア別の出願戦略 大学別のポイント ベストワンの大学受験・英検対策 よくある質問 まとめ 出典・参考この記事の結論MARCHでは、英検を「出願資格」「加点」「得点換算」のいずれかで使える学部・方式があります。もっとも英検を活かしやすいのは立教大学で、一般入試・共通テスト利用入試の両方で英語評価に外部検定を組み込めます。明治・青学・中央・法政は、同じ大学でも学部・方式によって英検の扱いが大きく分かれます。英検2級で出願できる方式もありますが、準1級や高いCSEスコアを取れると、戦える方式の数が一段増えます。確認すべきは「級」だけではなく、CSEスコアの下限・有効期限・証明書の提出形式までセットです。MARCH受験で英検をどう使うべきか MARCHは、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の5校を指す大学群です。 どの大学にも一般入試の英語試験はありますが、それとは別に英検などの英語外部検定を使える方式が用意されています。 厄介なのは、「英検利用」と一言で言っても中身がバラバラだという点です。 英検を持っているだけで受験できる方式もあれば、CSEスコアに応じて点数が動く方式もあり、戦い方がまったく変わります。 ※この記事は2026年5月時点で確認できる2026年度入試情報をもとに作成しています。入試方式・基準・有効期限は年度ごとに変更される可能性があるため、出願前には必ず各大学の最新の入試要項をご確認ください。MARCHの英検利用は「出願資格」「加点」「得点換算」に分かれる英検を使う前にまず押さえたいのは、その方式で英検がどう評価に組み込まれるか、という点です。 MARCHの英検利用入試は、ざっくり次の3タイプに分類できます。利用タイプ内容主な例出願資格型一定の級やCSEスコアを満たすと出願できる方式。英検そのものは得点化されないケースもあります。明治大学商学部、法政大学の一部学部、中央大学商学部など加点型英検の級やCSEスコアに応じて、入試の総点に上乗せされる方式。明治大学経営学部、青山学院大学国際政治経済学部など得点換算型英検スコアを英語科目の得点として読み替える方式。立教大学、中央大学経済学部・国際経営学部・国際情報学部、法政大学GISなど 戦略の組み方も、このタイプごとに変わってきます。 出願資格型は基準を「ちょうど超える」ことが最優先になりますが、加点型・得点換算型では、ワンスコアでも上を狙うことが直接合否に効いてきます。MARCH英検利用の大学別比較立教は英検が広く活きる一方、明治・青学・中央・法政は学部ごとの差が大きく、大学名だけでは判断できません。大学英検利用の特徴主な利用タイプ注意点明治大学商学部・経営学部・国際日本学部などで英検利用方式があります。出願資格型・加点型2級で足りる学部と、準1級以上が必要な学部が混在します。青山学院大学文学部英米文学科、国際政治経済学部、総合文化政策学部などの一部方式で利用できます。出願資格型・加点型使える学部・方式が絞られるので、最初に「自分の志望学部で使えるか」を確認する必要があります。立教大学一般入試・共通テスト利用入試の両方で外部検定を組み込めます。得点換算型・高得点採用型換算方法や有効期限の扱いが年度で変わり得るため、要項の最新版確認が前提です。中央大学経済・商・文・理工・総合政策・国際経営・国際情報など複数学部で利用があります。出願資格型・加点型・得点換算型国際系のように英検の比重が大きい学部と、出願資格にとどまる学部で温度差があります。法政大学英語外部試験利用入試の対象学部が多く、GISは換算型として独自色があります。出願資格型・得点換算型2級基準の学部と準1級基準の学部があり、2027年度以降の制度変更も控えています。 ※上記は2026年度入試情報をもとにした概要です。実際の出願可否は、必ず各大学の入試要項で確認してください。英検級・CSEスコア別に見るMARCH出願戦略MARCHを射程に入れるなら、まず2級を確保し、そこから準1級や上位CSEスコアを取りにいくのが現実的な順番です。英検レベル狙いやすい方向性注意点英検未取得まずは2級取得を目標に。S-CBTを併用して受験機会を増やすと、計画が立てやすくなります。高3に入ってから動き出すと、出願時期に間に合わないリスクがあります。英検2級明治商、法政の一部学部、中央の一部方式などで、出願できる選択肢が増えます。「2級合格」が条件か「CSEスコア基準」が条件かで意味合いが変わります。英検2級上位スコア青学・中央・明治経営など、CSEが加点や換算に直結する方式で効いてきます。合格級だけでなく、4技能のスコアバランスが評価対象になる場合があります。英検準1級明治国際日本、法政の上位学部、立教、中央国際系などで選択肢が一段広がります。「準1級受験」ではなく「準1級合格」が条件になっている方式もあります。準1級上位〜1級得点換算型・加点型で、英検を主戦力として使える段階です。合否は他科目との総合点で決まるため、英検取得後の科目バランスが鍵になります。 意外と見落としやすいのが、「級」と「CSEスコア」がイコールではないことです。 2級に合格していても、CSEスコアが基準に届かず利用不可になるケースがあります。逆に、級そのものより4技能合計のCSEスコアで判定する方式もあるため、志望学部ごとに条文を読む癖をつけておきたいところです。大学別に見るMARCHの英検利用ポイントMARCHの英検利用は、大学名で判断せず、必ず「学部・方式」のレイヤーまで降りて確認する必要があります。明治大学:商・経営・国際日本などで利用あり 明治大学では、商学部・経営学部・国際日本学部などに英検を使える方式があります。 商学部は英検2級以上が出願資格として機能する一方、経営学部ではCSEスコアに応じた加点が設定されており、同じ加点でも仕組みが違います。 国際日本学部は準1級以上を求める方式があり、同じ「明治」でも学部ごとに必要なレベルがはっきり別物になっています。青山学院大学:利用できる学部・方式は限定的 青学で英検が使えるのは、文学部英米文学科の一部方式、国際政治経済学部、総合文化政策学部などに絞られます。 国際政治経済学部はCEFR・CSEスコアに応じた加点があるため、ある程度のスコアを持っている受験生にとっては相性のよい方式です。 一方で対象が限られるため、青学志望者はまず「自分が受けたい学部・方式が英検利用の対象に入っているか」を最初に潰しておきたいところです。立教大学:MARCHのなかでも英検を組み込みやすい 立教大学は、MARCHのなかでも外部検定の活かし方が広い大学です。 一般入試では、英語資格・検定試験または大学入学共通テストの英語を使う形となり、共通テスト利用入試でも外部検定スコアと共通テスト英語の高得点採用が組まれています。 つまり立教志望なら、英検を取っておくこと自体が「英語の評価ルートを2本確保する」という意味を持ちます。受験当日に英語で崩れても、外部検定側でカバーできる構図になりやすいわけです。ただし換算方法や有効期限は年度ごとの確認が前提です。中央大学:学部によって得点換算の影響が大きい 中央大学では、経済学部・国際経営学部・国際情報学部などで英語外部検定が得点換算に絡みます。 特に国際経営学部のように英検の配点ウェイトが大きい学部だと、CSEスコアがそのまま合否ラインに直結する設計になっています。 一方で商学部・文学部・理工系学部などは、英検が出願資格として機能する位置づけです。 中央志望なら、「英検が得点そのものに変わる学部」と「英検が入り口として効く学部」で、対策の重みを分けて考えるのが現実的です。法政大学:多くの学部で使えるが、基準差に要注意 法政は英語外部試験利用入試の対象学部が広く、社会・経営・人間環境・現代福祉・キャリアデザイン・スポーツ健康・理工系学部などでは2級以上が基準になる方式が見られます。 対して、法学部、文学部英文学科、経済学部国際経済学科、国際文化学部などでは準1級以上を求める方式があり、同じ法政内でも要求レベルにはっきりと段差があります。 GISは得点換算型として独特の位置づけですが、2027年度以降の変更予告が出ているため、最新情報のキャッチアップは欠かせません。ベストワン大宮東口校・与野校の大学受験・英検対策ベストワン大宮東口校・与野校では、完全担任制・1対2までの個別指導で、大学受験対策と英検対策を1本の計画にまとめて進めます。 MARCHを狙うとき、「英検だけ頑張る」では足りません。 英検2級・準1級は確かに出願戦略を広げる武器ですが、本番の合否は英語以外の科目を含めた総合力で決まります。逆に言えば、英検にどれだけ時間を割くかは、他科目の状況次第で答えが変わるということです。 ベストワンでは、現在の英語力・志望大学・学部・定期テスト・模試結果をもとに、「英検をいつまでに取るか」「一般入試の英語とどう両立するか」「国語・社会・数学にどれだけ時間を回すか」を整理し、優先順位をつけたうえで学習を進めていきます。完全担任制で、毎回同じ講師が学習状況を把握1対2までの個別指導で、英検対策と大学受験対策を同時並行で進行英検2級・準1級に向けた単語・長文・英作文・面接対策MARCHの志望学部に合わせた外部検定利用方式の確認一般入試に必要な英文読解・文法・英作文の強化志望校から逆算した個別カリキュラムの作成MARCHを目指す高校生・保護者の方へ 「英検は取った方がいいのか」「2級で足りるのか」「準1級まで必要か」――答えは志望大学・学部によって変わります。 ベストワン大宮東口校・与野校では、現在の学力と志望校を踏まえて、英検対策と大学受験対策の優先順位を一緒に組み立てます。無料体験・学習相談はこちらMARCHの英検利用についてよくある質問Q1. 英検準1級を取ったのに、志望学部で使えなかったということはありますか? A. あります。同じ大学でも、学部・方式によっては英検利用の対象外になっているケースがあります。また、準1級「合格」が条件で、不合格時のCSEスコアでは利用不可、という方式も存在します。準1級を取りに行く前に、志望学部の入試要項で「準1級が実際に評価対象になるか」「合格が必要か、スコアでよいか」を必ず確認してください。Q2. 英検の「級」と「CSEスコア」のどちらが見られますか? A. 方式によって違います。「2級以上合格」「準1級以上合格」のように級そのものを条件にする方式もあれば、「CSE○○点以上」とスコアで線を引く方式もあります。両方を同時に満たす必要がある方式もあるため、出願前は合格級とCSEスコアの両軸でチェックするのが安全です。Q3. 英検S-CBTはMARCHの入試で使えますか? A. 多くの大学で利用対象に含まれますが、扱いは大学ごとに異なります。対象となる試験形式・有効期限・スコア証明書の提出方法は要項に明記されているので、S-CBTで受験する場合も、志望大学の入試要項で利用可否と必要書類を確認してください。Q4. 英検は何回でも受け直してよいのですか? A. 制度上は再受験可能ですが、注意点があります。MARCHでは提出するスコアの有効期限が決められており、それより前の合格・スコアは使えません。また、複数回受けたうちで最も高いスコアを採用してよいか、特定回のスコアのみ有効かも大学・方式ごとに違います。「いつ受験したスコアを、どの形式で提出するか」までセットで確認しておく必要があります。Q5. 英検はいつまでに取得しておくべきですか? A. 目安としては、高2終わりから高3夏までに2級、高3秋までに準1級または高CSEスコアです。出願直前は証明書の発行や有効期限の問題で動きにくくなるため、受験する年度の出願開始時期から逆算して計画を組むのが安全策です。Q6. ベストワンでは英検と大学受験の両方を対策できますか? A. 対応しています。ベストワン大宮東口校・与野校は完全担任制・1対2までの個別指導で、英検対策と大学受験対策をひとつの学習計画にまとめて進められます。志望大学・学部に応じて、英検取得と一般入試対策の優先順位を一緒に整理します。まとめ:MARCH志望者は、英検を「出願戦略」として組み込もう MARCHには、英検を利用できる学部・方式が確かに存在します。ただしその使われ方は、出願資格型・加点型・得点換算型と幅広く、大学・学部ごとに別物だと考えたほうが安全です。 2級でも戦える方式はありますが、準1級や上位のCSEスコアを持っていると、立教・中央・法政・青学・明治の一部方式で勝負できる選択肢が一段広がります。一方で、入試全体は英語だけで決着がつくものではないため、英検をどこまで深追いするかは他科目の状況と合わせて判断するのが現実的です。大学受験と英検対策を両立したい方へ ベストワン大宮東口校・与野校では、完全担任制・1対2までの個別指導で、高校生一人ひとりの志望大学・現在の学力・英検取得状況に合わせて学習計画を作成します。MARCH志望なら、英検をどう組み込むかも含めて、早い段階で受験戦略を具体化しておきましょう。無料体験・学習相談はこちら出典・参考 明治大学「2026年度一般入学試験要項」 https://www.meiji.ac.jp/exam/information/guidelines/2026-meiji_guidelines.pdf 明治大学「入学試験の主な変更点」 https://www.meiji.ac.jp/exam/information/change/index.html 青山学院大学「2026年度一般選抜・大学入学共通テスト利用入学者選抜」 https://www.aoyama.ac.jp/wp-content/uploads/2026/04/ad_2026_ippan_kyotsutest_20260410_jJ9si.pdf 青山学院大学「一般選抜ダイジェスト」 https://www.aoyama.ac.jp/admission/undergraduate/examination/exam_digest.html 立教大学「2026年度入学試験要項」 https://exam.52school.com/rikkyo/guideline/pdf/2026Rikkyo_p1-67.pdf 立教大学「一般入試・大学入学共通テスト利用入試」 https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/generalguideline/ 中央大学「2026年度入学試験要項 一般選抜」 https://www.chuo-u.ac.jp/common_d/connect/admission/2026/youkou_pdf/2026_youkou.pdf 法政大学「2026年度入学試験要項」 https://www.guide.52school.com/export/sites/default/guidance/net-hosei/gid/pdf/hosei2026_youkou_all.pdf 法政大学「英語外部試験利用入試」 https://nyushi.hosei.ac.jp/nyushi/seido/eigo 日本英語検定協会「受験生向け入試利用確認ページ」 https://www.eiken.or.jp/eiken/nyushi/forstudents/ ※本記事は2026年5月時点で確認できる情報をもとに作成しています。 入試方式・出願資格・CSEスコア基準・有効期限・証明書の提出方法は年度により変更される可能性があります。 出願時には必ず各大学の最新の入試要項をご確認ください。